【11月25日 AFP】世界気象機関(World Meteorological Organization、WMO)のミシェル・ジャロー(Michel Jarraud)事務局長は24日、2009年の世界の温室効果ガス濃度は経済の低迷にもかかわらず過去最高レベルに達していたと発表した。地球温暖化が進めば北極圏からさらに大量のメタンが放出される恐れがあるとしている。
ジャロー事務局長は、温室効果ガス削減に向けた国際的な協調行動をとらない限り、さらに濃度は上昇するだろうと述べ、加えて「将来気候が変動した場合に北極圏の永久凍土や各地の湿地帯から放出されるメタンも大きな懸念材料で、集中的な研究と観察の対...