今日より、雨樋と破風板金の取替工事のため、現場では作業用の仮設足場を施工しています。
雨樋の取替工事を行う際には、屋根の軒先付近などを包んでいる、
破風板金包みなどの塗装や、場合によってはその部分の取替も同時におこなわれるのが望ましいです。
特に、屋根の先端部分(軒先)に取付ける雨樋を「軒樋」と呼んでいますが、
その軒樋を施工し樋を固定するためには、
破風部分に軒樋固定用の金具(金属製からポリカーボネード製まで色々ございます)を、釘やネジ等で固定しなければなりませんので、
もしも、破風部分が錆びていたり、破風部分の木下地が劣化などしていたら、
せっかくお取替の雨樋の金具も、あまり良い状態では取付出来ないのです。
雨樋の取替や部分修理を行う際には、雨樋だけではなく、
その下地状態も確認をし、同時に取替が必要ないかを確認されてはいかがでしょうか。
また、そのような確認を行う際には、実際に作業用の仮設足場や、梯子などを使用し、
取替部分の状態を目の前で確認しなければ分からない場合の方が多いため、
事前にお客様にもご相談する必要があるかもしれません。
どのような取替・修理工事にも、必ず取替が必要となった原因があるはずですので、
まずはその原因の確認と共に工事内容を決定されることをおすすめ致します。
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