トイレ器具からの漏水(水漏れ)にご注意ください
皆様の住まい(家)には、必ずトイレ器具はあると思いますので、
最近多く発生しております、トイレ器具の漏水(水漏れ)についてご説明をさせていただきたいと思います。
なぜ、トイレ器具に対して注意をしていただきたいかというと、
「あまり問題ないだろう」と思っていた症状が、
突然、思いもよらぬ水漏れに変わってしまうことがある(急に水漏れが進むことがある)ということです。
トイレ器具(トイレ大便器)には、便器部分と便座部分、水を溜めているタンク部分がひとつになって「トイレ」と呼ばれておりますが、
その中でも、便座部分に機能としてそなわっている洗浄機能(TOTO製品では「ウォシュレット®」と呼ばれております)が、トイレではよく故障する部分でもあります。
その中でも一番多いのが、リモコンの電池が減ってきたことでおこる、「洗浄機能がボタン操作のとおりに動作しない」ことがあります。
これは、電池残量が減ってきている事を表す表示が、お使いになられているトイレのリモコン部分にございましたら、電池を取り換えることで解消されるのがほとんどですが、
でも、一番問題なのは、「洗浄機能を使用していない時にも、便器内に水がチョロチョロと漏れている」、このような現象が起きているときには要注意です。
便器内にはあらかじめ水がたまる部分がありますし、「そのままでも問題ないかな」と思われる方が多いのですが、
そのままそのような水漏れを放置しておくと、便器の洗浄機能部分に水を送っているいる給水管部分などからも、長い時間をかけて水漏れが多くなってしまうことがあります。
そのため、それまでは便器内部にしか漏れていなかった水が、ある日から突然、便器に伝わり床にまで漏水(水漏れ)してしまうことがとても多くなります。
そのようになってしまうと、床材を張替えなくてはならなくなったりと、修理費用がかさんでしまう原因となりますので、
初めの「何でだろう?」という、気がついたときの時間を大切にしていただきたいです。
それにより、トイレの修理が必要になった場合でも、費用最低限の修理費用で工事を終えることにもつながります。
皆様も、毎日お使いになるトイレの変化に気がついた時には、
ぜひとも注意して確認してみてください。
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