一般的に住まい(家)の外壁材工事といえば、
既存の外壁材を剥し新たに新しい外壁材を張り替えるのが多いとは思いますが、
最近は、秋田県による「リフォーム補助金」など
各都道府県による補助金も多く有り、
リフォーム工事も多く見受けられるように感じております。
その中でも外壁工事が特に多く見受けられるのですが、
外壁工事の際には、「どうして外壁工事をおこなうのか」よく考えてから施工を決定することをおススメしたいと考えております。
例えば、「外壁材が傷んでいる為に新しくしたい」とお考えの方や、
「傷んではいないが外壁材を新しくしたい」と思い施工する場合では大きく施工の仕方に違いが出てくると思われるからです。
「外壁材が傷んでいる為に新しくしたい」と考えて外壁工事を行う場合には、どうして既存の外壁材が傷んでしまったのか、原因を確かめてからの施工をおススメしたいと思います。
もし傷んでしまった原因が外壁材よりも建物の内部面にあるとすれば、
(例えば、外壁材の内側に空気の通り道である通気層が無い事などによる、結露等が原因での傷み)
(外壁内部への雨の侵入による柱等の劣化等によるシロアリの被害)
まずは既存外壁材の内部面の点検をしてみてはいかがでしょうか。
原因を確かめないままに、既存の外壁材の上に新しい外壁材を施工してしまうことは、住まい(家)の将来的なメンテナンスを考えてもリスクが高いと思われます。
せっかくの新しい外壁材工事も、
住まいの点検時期を逃してしまう事にもなりますので、
「大切なお住まい(家)を長く大切にいたしましょう」。
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