昭和初期の桐たんすを外干ししてます。
住居の解体の際などに、家具なども一緒に解体処分する事はとても一般的なことですが、
ごくまれに、とても貴重な箪笥や室内の建具などが、一緒に処分されてしまっているのをよく見かけることがございます。
特に建具などは、あたり前のように壊され処分されてしまうことがございますが、
私の場合は、リフォームや新築時にもそのまま使用したり、
建具に塗装などを再度施してあげるなどして、再度使用していただけるようご提案をさせていただくことがございます。
下記は、捨てられる寸前だった、昭和初期の桐箪笥です。
解体前まで、実際に使用されていたものですので、防虫剤等の臭いや成分が残っている為、
外干しをしている最中です。
水ぶきをしては乾かす事を、何度も繰り返すと効果的に防虫剤の成分や臭いが消えてくれますが、
時間がありませんので、外にしばらく干したままです(汗)。
昭和初期の建具や箪笥などは、どんどん少なくなっており、
とても貴重な財産でもあります。
皆様もぜひ、リフォームや新築などをおこなう際には、
今まで使用されていた物をもう一度見返してみることをされてみてはいかがでしょうか。
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