今月の7月25日に、岩手県の山田町にお伺いしてまいりました。
おおよそ2ヶ月か3ヶ月ごとには、岩手県の雫石町にあります「まるみハウジング」さんとはお会いしているのですが、
今回は、足利建築の他2社の、住宅を手掛けておりますビルダー仲間と共に、山田町の「株式会社 上林建設」さんにお伺いしての開催となりました。
今回、メインになったお話は、6,7年前より普及し始めております「全館空調(ダクト式のエアコンを使用して、住宅(家)全体を冷暖房する方式が主にそう呼ばれております)」についての、「快適性」、「メンテナンス性」、「お客様にとって、本当に採用する必要があるものなのか」、「採用するためには、どのような住宅性能が最低限必要とされるのか」等を、真剣に意見交換してまいりました。
また、住まい(家)を建築したいと考えているお客様に、「本当の快適で高性能住宅(家)」とはどのような家なのか伝えていくことができ、出会うことが出来るのかというお話も話してまいりました。
言葉だけの「高性能住宅(家)」が、地元秋田においてもあまりにも多く建築されている中で、
自分たちはどう行動し、どうやって本当の高性能住宅(家)を伝えていくべきなのかを、私たちは仲間どうし毎日真剣に考えています。
自分たちのホームページ内の文章だけでは伝えきれない内容がとても多く、
実際にお会いすことができれば、直接会話をする事で伝えられると考えていますが、なかなか難しい状況でもあります。
本来ならば、日本国内に、「だれもが快適で健康に暮らせすことが出来る、高性能住宅(家)を建築するために必要な基準」があれば良いのですが、
欧米諸国と比べてみると、日本国内には、本当に残念な、最低限の基準とも呼べない内容があるだけとなっているのが実情です。
足利建築は、岩手のまるみハウジングさんと共に、いつも、「だれもが快適で健康に暮らせすことが出来る、高性能住宅(家)とはどのような住宅(家)なのか」を、常に議論しあうことで、お客様の為の住まい(家)づくりのお手伝いをさせていただいております。
高性能で、省エネルギーの住宅だけで良いのならばなにも苦労しなくても良いのですが、
「快適で健康に暮らすことができる高性能住宅(家)」となれば話はまた違ってくるのです。
「快適で健康に暮らすことができる住宅(家)」とは、住宅(家)内部の空気質(キレイさ)もとても重要な要素ですし、また、健康にも多く係わる大事な要点でもあります。
ですが、現在の高性能住宅(家)と呼ばれている高気密・高断熱の住宅(家)では、空気のキレイさを明確に説明する事や、その必要性を説明されてはおりません。
主に説明があるとすれば、「この換気システムは高性能で高機能だから、空気がキレイになる」などや、
「自然素材をふんだんに使用していているので、空気がキレイです」などの説明になっていることが多いのではないでしょうか。
でも、実際にはどのような高性能な換気システムや、自然素材をふんだんに使用された住宅(家)を建築しても、「住宅(家)の空気はキレイにはできません」。
これはとてもハッキリとしていて、分かりやすい事実でもあります。
これから、真剣になって住まい(家)を建築なされることをお考えのお客様に、ひとりでも多くお会いすることができ、
住まい(家)を建築なされることをお考えのお客様に、より多くの本当の知識を伝えていくことが私たち「足利建築」の使命だと考えております。
どうか、足利建築に皆様の住まい(家)づくりのお手伝いをさせて下さい。
足利敏光
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