高気密住宅(家)における換気システムのメンテナンス(清掃)
先日、足利建築にて建築を致しましたお住まい(家)の、換気システムのファンモーター交換に伺ってまいりました。
御入居されてから11年目が過ぎた頃となりますが、換気システムのファンモーターを交換しながら、換気の動作状況確認と換気の風量調整も行いました。
換気システムを新築時の状態と同じように動作させるには、日ごろのメンテナンスがとても重要です。
メンテナンスの内容としては、大きくふたつあり、
換気システム本体の清掃(フイルターなどの清掃・交換が可能な場所)と、
各部屋等にとりつけている換気システムと接続されている換気グリル(給気と排気があります)の清掃があります。
どちらも重要なメンテナンスなのですが、きまった時期にこれらのメンテナンスをする理由には、
換気システム本体の動作が正常に行われているかなど確認する意味もあるのです。
もしも動作が正常ではない状態が長く続く事で、
換気されるべき換気量(室内から室外へ排出される空気量)が減少しているまま生活を続けてしまったりすれば、
窓が結露したり、浴室が乾かなくなったり、普段発生しない部分にカビが発生したりなど、多くの不具合がおこる可能性があります。
逆に上記のようなことが住まい(家)におこった時には、
「換気システムが動作不良をおこしているかも」と、考えることもできます。
換気システムには、住まい(家)によっても色々な機種を設置されている場合があるのですが、
どのような機種の換気システムであっても、メンテナンスはする必要があるという事をぜひ知っていただきたいと思います。
特には、換気システムが外部から空気を導入している部分に多く有ります「フィルター」の清掃、
これは重要なメンテナンスとなりますので、ぜひ今一度確認をされてみてはいかがでしょうか。
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